初夏の食卓

軽井沢の菜園

我が家のんびりな菜園からも、収穫が出来るものがちらほらと。

我が家のオーガニック菜園は、自然農だから、その他の草を排除しない。

その他の草と共生るる野菜

当然、農薬は撒かない。
化学肥料もやらない。

痩せこけの玉ねぎ。

軽井沢の菜園
オーガニック菜園のサンチュ

苗は原種に近い方が強いよう。
レタスより、サンチュがよく育つ。

軽井沢の菜園
自然農法のサニーレタス

サニーレタスも自然農とは相性がいい。

農薬を撒かなくても、

葉は虫に荒らされない。

オーガニック食材
味の濃い玉ねぎ

痩せこけの玉ねぎ、見掛けは悪いが、味は非常に濃い。
目では確認できないけれど、極微量栄養素は濃いみたい。
そんな味を、口の中の粘膜が感じる。

スーパーから、旬のムール貝を買い込んで。

旬のムール貝

擂り下ろした玉ねぎと黒酢、個人輸入で買ってみた南イタリアのエキストラバージンのオリーブオイルを混ぜてドレッシング。

軽井沢の食卓
オーガニックサラダ

犬にも出来合い食材では可哀相なので、オーガニック野菜の屑で御飯。

軽井沢、犬のいる生活
オーガニックな犬御飯

軽井沢にも、良い季節が訪れた。

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夏至の朝

軽井沢の自宅

雲は拡がるも、青空の見える空。
梅雨の最中にしては、良いお天気。

庭の花が咲き誇っている。

軽井沢の木
夏至のえごの木

数本ある庭のえごの木、造園屋さんの圃場から、鳥が実を運んで生えたものの様。

軽井沢の野草
皇居から軽井沢に帰って来た夕すげ

この夕すげ、軽井沢で採取され、皇居で育てられていたものが、軽井沢植物園で配布された事があり、それを知人の別荘の庭で株が増えたものを譲って貰った。

山法師、毎年、森の中にひときは明るく、滝が出来た様に咲き誇る。

軽井沢の木
夏至の山法師

花の匂いがかすめて行く、夏至の朝。

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旬を廻る食材

旬の食材

現場の帰り道、スーパーに寄ったら、黒舌がショーケースの中にあり、夏を感じる食材、嬉しくなって買って来た。

「旬を食べる。」

食品の保存技術が向上した現代だからこそ、採れたてを「そのときに頂く」、そんな事が贅沢になった気がする。

我が家に来る道路の脇に、淡竹が自生している。
自生といっても、先人が、その竹を「資材」として農作業や家造りに利用しようと植えたものだと、容易に想像ができる。
だから、自生ではなく、正しくは植林かもしれない。

その副産物が筍。

淡竹の筍は灰汁は強くなく、身は固くなく、軽く下茹ですると、色々な料理に使うことが出来る。

淡竹の穂を、山葵醤油で頂く。
軽井沢の初夏を感じさせる、贅沢な一品。

山葵醤油でなく、春先に仕込んだばかりの若い味噌を当てても、捨てがたいフッレッシュな味わい。

淡竹でメンマもできる。
少し唐辛子を煽って辛口にすれば、食卓の酒も進む。

そんな事で、この時期は楽しみで、竹林の林床を見渡す。

家に誰もいない忙しい昼に、「簡単に、」と思って握った筍御飯の塩握り、味わってみれば飛び切りの御馳走。

現代だからこそ、季節に寄り添う、という贅沢。

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