哲学者の山の家です。
当初、コンクリートの基礎を計画しましたが、何か?この建物を「穢す」気がして、基礎屋さんに石を据えて貰いました。
築100年の建物、当然の事ながら、当初からの部分は、自然素材しかありません。
そうなると、コンクリートも何か違う気が致しました。
土台を敷く作業、礎石の形に土台を加工します。
天然石だから、簡単ではありません。
礎石に土台を乗せ、形を写して加工します。
微調整に入り、礎石の上に土台を乗せて叩きます。
赤いマジックで囲った所、土台が潰れ黒く鈍く光っております。
そこを微調整で削って行きます。
そんな事を何度か繰り返すと、礎石と土台が吸い付いたようになります。
大工さん、腕の見せ所。