木挽き

大工さんに誘われて、木挽きを見学に行って来た。
機械化された、製材所がなかったときの技術。

鋸 (のこぎり) の象徴的な形の、大きな鋸。
大鋸(おが)と言うらしい。

腕に覚えのある、何人かの大工さんが、集まっておりました。
中には、こんな数の大鋸を車に持参した大工さん。

朝から挽く事、15時位には、上の板が動いた。
息を呑む瞬間、木との初対面。

簡単に調べたが、今から500年前には、木挽きの技術が確立されている。

そして、今、僅か数十年で、この技術がなくなろうとしている。

大鋸を挽いている大工さん、素手で木との対話、
「ここは堅い、節かな?」
ダイレクトに木からのメッセージ。

沢山の大鋸を持っている大工さん、
「簡単に挽かせてくれた木ですね。」

自分達は、あくまでも受身の姿勢。

挽いてやったのではなく、挽かして頂いた。

ケヤキの成長途中で、環境が激変したと思われる跡。
もしかすると、浅間山の天明の噴火か?

推定樹齢300年のケヤキ、まるで、タイムカプセルを開いたのかのよう。

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窓越しの庭先は、軽井沢の初夏

軽井沢の初夏
散り際の肝木と、開花の山法師

早起きして、居間に降りる階段から眺める景色。
淡く回ったライトが、とても、柔らかい光景を与えてくれる。

バックコーラスは、艶やかにクロツグミの囀り。

手前の木が、肝木の白い花が散り掛け。
奥の白い花の山法師が、開花を始めたところ。

その手前のえごの木も、白い花の蕾を持っている。

軽井沢では、高木が隆盛を極め、人間の住んでいる地表が、まるで、深海の底の様。

ひっそりと深海で過ごしている雰囲気。

そして、夏を彩る白い花。


とても好きな景色。


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蟻の郡飛

家の廻りの四季
家の廻りの四季
黒蟻の郡飛

我が家の敷地に、家を建てる前に、大きな栗の木がありました。
家を建てる為に伐採した後、その切り株に大きな蟻の巣がありました。

長男は幼いときに、その根の虚に肘まで突っ込み、肘から先を蟻に一斉に噛まれて騒いでいた事を思い出します。
彼はなにを考えていたのか、今でもわかりません。

それから彼此15年程が経ちまして、梅雨時期の蟻の郡飛が、我が家の季節の風物詩になっております。
「おっ、今年も来た!」
そんな感じです。

羽蟻と言っても、これは黒蟻の群飛なので、シロアリの様に家を食い荒らす訳ではなく、むしろ、シロアリを捕食する役目の蟻です。
自然は絶妙のバランスを取りながら吊り合っております。なので、我が家ではこの蟻に薬剤を掛けて駆除する事はしないようにしております。
絶妙なバランスなところを押すと、一時は押すことは出来ますが、それは揺らぎの中で、その後、押し返される事が起こると思います。

自然には、極力、力を加えず、緑の中で静かに過ごしたいのです。

軽井沢の森の中から、今年も順調な季節の廻りに感謝です。

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お台所廻り

お台所の家具の製作の記事でした。
やはり、手作りは良いのです。

I型の2列の配置、収納力、作業が出来る能力、画像をご覧頂ければ分かるとおり、抜群です。

窓際の作業台の足元に入ったパネルヒーターは、実は紆余曲折があって大変でした。

入ると思っていた冷蔵庫が、その頭が、僅か梁に当って入らない。
天井の梁が、冷蔵庫の頭を押えるとは、設計時点では解らなかった。
ミスなんです、設計屋の。
有効寸法の攻めすぎなのです。もっとルーズにやっておけば。
いや、攻めなければ、つまらないのです。

それでは、作業台を動かそう!
しかし、うっ、パネルヒーターが当る・・・

それでも、作業台を132mm程、かわして、冷蔵庫が納まりました。

施主さんに笑われました。

「こういう家、面白いね!」

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俵屋さん

 京都 俵屋旅館

日本を代表する旅館と言われる京都の俵屋さん、この度、行って来ました。

俵屋旅館 皐月献立

季節に沿うお献立、素敵です。

俵屋旅館 坪庭

季節を設える坪庭。
菖蒲と、藤の蔓。

何とも、素敵なおもてなし。

大女将の年さんから差し入れられたワインが、心地良く回る京都の夜なべ。

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