土地・建物調査

大きな買い物の不動産、専門家の意見を聞いてみたいとき、売買に関係しない中立の立場からアドバイスを致します。

土地・建物の調査

軽井沢の不動産取引の多くの場合は、買主さんが土地勘の無い場所で、土地や中古建物のご購入は、「これだ!」と思っても何かの裏付けが欲しいものです。通常の不動産売買は仲介の不動産屋さんが入ります。そして、不動産屋さんは仲介が成立したときの成功報酬ですので、土地や建物に対しての説明が、真意からかそれともセールストークなのか、買主さんが疑心暗鬼になる場合も多いと思います。そのときに「セカンド オピニオン」として私どもを参加させていただければ、売買に左右されない中立の立場からアドバイスができます。

土地・建物の調査依頼

メール・電話・FAXにてお問い合わせ下さい。現場に出ている事が多々ありますのでメールが確実です。こちらから返信ができる様に、ご連絡先・お名前・ご相談内容の概要をご記入下さい。
もし、メールでご連絡後、数日経っても返信が無い場合は、お手数ですがもう一度メールをお送り下さい。メールがセキュリティのフィルタ-に引っ掛かる場合があるようです。

初回、メールやお談話でのご相談は料金は発生しません。
現地の立会い確認から、料金を頂くようになります。料金は「お問い合わせ」からメールを下さい。折り返しご連絡いたします。

土地の調査

調査事項は下記のような内容です。
買主さんが必要と思えることを選んで調査ご依頼できます。

前面道路

建築基準法でも、生活するにでも重要な道路です。公で雪掻きされるか否かだけでも大きい違いになりますので注意して調べたい事項です。

売買物件の不動産登記事項にかかわる所有権・名義人・地目・抵当権の設定状況

例えば、「広くてよい土地ですよ。」と進められた土地でも、地目が「農地」では建築できない場合、もしくは農地転用という期間のかかる許可申請作業が必要となりますで要注意です。

現地の境界杭の状況

隣地者とのトラブルの原因として多いものです。現地で確実に境界杭の確認が必要です。

電気・水道・下水道などインフラ設備の状況

軽井沢の場合、特に上水道に気を付けなければいけません。軽井沢町で指定する「給水指定区域外」の土地ですと水道を引く事は出来なくなります。
また、軽井沢町内では、管理別荘地独自の簡易水道の場合があります。中には冬の給水を止めてしまう簡易水道もありますので、注意が必要です。

傾斜地の場合の高低差の測定

傾斜の度合いによって建築コストに大きな開きが出ます。また、傾斜によっては建築確認申請が通らない敷地もありますので、要注意です。

敷地内の樹木の状況

建築にかかわる高木を見ることも必要ですが、植生を観察する事によって土地の素性が見えてきます。軽井沢に多い湿地は、降水量の多い梅雨時には地下水位が上がり「池」になるような土地もあります。乾燥した時期にはその光景を見ることができませんが、植生を観察してみると見えてくるものがあります。

地盤調査

浅間山の麓の軽井沢は地盤も特殊です。地球規模で見ますと火山で形成された地盤は「突貫工事」で造られたようなものです。その為に小さな範囲内でも地盤の特性が多様です。
家の「基」となる基礎にかかわる部分ですので、慎重に進めるべきところです。

上記以外でも気になるところはご相談下さい。必要に応じて調査・アドバイスをいたします。

土地の調査と併せて建物の調査が必要な部分は下記のような内容です。

建物調査

  • 基礎の状況。
  • 躯体の歪み・たわみのチェック。
  • 建物内の電気・水道・排水の状況。
  • 床下・天井裏のチェック。
  • 屋根の状態の確認。
  • 設備の動作状態。

上記の、買主さんには分かり難い部分を中心に、建物全体を調査しご報告いたします。

※「調査したから私のところで建てろ!」などという、強引な営業はいたしませんので安心してご依頼下さい。
私もより多くの建て主さんにお会いし動向を見ることによって、今後の勉強になるメリットもありますので、お気軽にご相談下さい。

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建築施工

軽井沢近郊でしたら施工も可能、地場材・国産材を用いた伝統在来工法の家を大工さんの手刻みで施工できます。

お仕事の内容

住宅・別荘の新築・増改築を行います。
軽微な塗装作業や簡単な内装の変更などは、設計・監理業務を含めなくとも、工事をお受けいたします。

初回、ご相談

初回ご相談の料金は発生しません。

他の建築家さんの設計なされたものも、施工を請ける事ができます。ただ、新建材多用の家やビニールクロス貼りの建物では、建築が向かっている方向性が違いますので、そのような建物はご勘弁くださるように平にお願い致します。

また、設計・施工を一貫して任せて頂ける建物の場合は、設計者と現場監督が同一人物になることで、通常発生する連絡やり取りなどの諸経費を軽減でき、コストを抑えた建築ができます。

御見積のご依頼には、図面や仕様が明確なものにしてください。不明確な仕様・図面が不備な状態で、コスト面だけを優先して、複数の業者さんとコンペとなるものはご容赦下さい。
私たちは、少人数制で出来るだけ会社運営コストを抑えて、建て主さんからお預かりした資金が、効率よく建築工事に回るように運営しております。建て主さんのご理解をお願い致します。

また、改築・増築の場合は建物を確認の上で、軽微な工事は設計料を頂かずに御見積を提出させて頂きます。
増改築の複雑になるもの、設計から本腰を入れて行った方が良い工事内容のときは、設計・監理業務から進めたいと思います。初回のご相談のときに建て主さんとお話し合いの上で決めたいと思います。

建築請負契約

契約を結んだ後に、工事に着手致します。
新築の場合、規模の大小によりますが、7ヶ月位からの工期が掛かります。丁寧に施工したいので、工程には余裕を頂ければ助かります。

私のところに設計監理でご依頼いただいている建物は、監理業務も的確に行います。

竣工検査

建て主さんお立会いのもと、完成した建物の確認を致します。不具合等がありましたら建築業者に申し出て手直しをして頂きます。

お引渡し

手直しが終わりましたなら、建物が建て主さんにお引渡しとなります。

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増改築の企画設計監理

湿気る・カビ臭い・暗い・寒い・狭い等、または減築して利用状況最適化等、建物の不都合な部分を改善するお手伝いを致します。

お問い合わせ

「お問い合わせ」フォーム・電話・FAXにてお問い合わせ下さい。現場に出ている事が多々ありますので「お問い合わせ」フォームかFAXが確実です。こちらから返信ができるように、ご連絡先・お名前・ご相談内容の概要をご記入下さい。または、留守電にメッセージを残していただければ、折り返しご連絡申し上げます。
もし、メールでご連絡後、数日経っても返信が無い場合は、お手数ですがもう一度「お問い合わせ」フォームをお送り下さい。メールがセキュリティのフィルタ-に引っ掛かる場合があるようです。

初回、ご相談

初回ご相談の料金は発生しません。
お問い合わせ後、面談の機会を設けて頂き、お会いして設計者の建築についての姿勢・考え方をご確認下さい。増改築する予定の建物でお打合せし具体的なお打ち合わせでもかまいません。

建て主さんのご要望をお聞きした後に、増改築の設計計画をご提案申し上げます。

お問い合わせから、この間のやりとりで、建て主さんの望む設計者かご判断下さい。
建て主さんと設計者の性格や建築に対して相関性がないようでしたなら、この次点でお断り下さい。
設計手法・方向性を十分にご理解頂いた上で設計・監理契約を締結し具体的な設計作業へと入ります。

設計・監理業務契約

契約後、建物・敷地を観察し、建て主さんのご希望をより具体的にラフプランにして展開して行きます。
軽井沢の時間を経た建物は、カビが多く発生する場合や、積雪荷重による建物の変形が見られますので、改善方法も含め、必要性によっては冬の軽井沢でも快適に過ごせるように改築を計画します。

方向性が確定しましたなら、具体的な基本設計へ進めて行きます。

基本設計

基本設計で配置図・平面図・立面図・矩計(かなばかり)図が製作されます。
冬の快適装備となる薪ストーブの計画も、可能な限り設置したいと考えています。

実施設計

基本設計がまとまった上で、実際に施工する為の図面を製作します。

工費のお見積

出来上がった図面を元にし、建築業者に依頼し見積書を提出して頂きます。
依頼先は数社の場合や、信頼の置ける業者であれば一社に絞って見積依頼をする場合もあります。
数社にお見積を依頼をする場合の選定基準は、「低コスト」ではなく、仕事の内容を読めているか、適切にコストを積算しているかを、お見積上のデータから判断する事が重要です。その作業が終われば全体予算や各所の配分を調整し、業者さんと建築工事請負契約を結びます。

また、監理・施工分離にこだわらない建て主さんであれば、軽井沢近隣では私の直営工事とすることも出来ます。この場合は、腕の良い職人さんとネットワークがございますので安心して依頼することが出来ます。
軽微な増改築の場合は、直営工事としますと建築施工業者のとのやりとりが軽減され、建て主さんにとって便利だと思います。

最近の直営工事をご確認下さい。→「大原の家」・「斜面に建つ山荘」

建築確認申請

ある程度以上の規模の増改築は建築確認申請が必要となります。
建築予算・業者さんが決まりましたなら、諸官庁に建築確認申請を提出致します。

監理業務

建築確認申請が受理されましたなら、着工となります。
増改築の場合は工事の進捗が早く進みますので、注意して監理をいたします。また、現場で解体したときに修繕必要部分が見つかる場合があります。この場合は速やかに建て主さんに報告し、善後策をご提案いたします。(当初、見えない部分で予測できない部位の改築は増工となります。)
増改築の場合は、もとからあった部分と調和を考えながら、材種や塗装方法を検証しながら進めて行きます。

竣工検査

建て主さんお立会いのもと、完成した建物の確認を致します。不具合等がありましたら建築業者に申し出て手直しをして頂きます。

お引渡し

手直しが終わりましたなら、建物が建築業者さんから建て主さんに、お引渡しとなります。

設計・監理業務料・スケジュール

増改築の場合は個々により設計の作業内容が大きく異なりますので、現場と増改築内容を加味いたしまして、設計・監理業務料を御見積します。
スケジュールも個々の開きがありますので、内容を確認の上で決めたいと思います。

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別荘・住宅の企画設計監理

軽井沢の気候風土に対応できる、そして、建築する土地の良い面を引き出し、生活スタイルに合った建築のお手伝いをします。

お問い合わせ

メール・電話・FAXにてお問い合わせ下さい。現場に出ている事が多々ありますので「問い合わせ」から、もしくはFAXが確実です。こちらから返信ができるように、ご連絡先・お名前・ご相談内容の概要をご記入下さい。または、留守電にメッセージを残していただければ、折り返しご連絡申し上げます。

もし、メールでご連絡後、数日経っても返信が無い場合は、お手数ですがもう一度メールをお送り下さい。メールがセキュリティのフィルタ-に引っ掛かる場合があるようです。

初回、ご相談

初回ご相談の料金は発生しません。

お問い合わせ後、面談の機会を設けて頂き、お会いして設計者の建築についての姿勢・考え方をご確認下さい。また、お時間が許すようでしたなら、建築した建物をご覧いただくことも可能です。

建て主さんのご要望をお聞きした後に、設計計画をご提案申し上げます。この次点で手描きのラフプランを一案ほど提出するようにしております。

このラフプランは今後の設計作業を進める上での「叩き台」となり、ディスカッションを重ねてプランをまとめて行く「基」となります。

お問い合わせから、この間のやりとりで、建て主さんの望む設計者かご判断下さい。

建て主さんと設計者の性格や建築に対して相関性がないようでしたなら、この時点でお断り下さい。

設計手法・方向性を十分にご理解頂いた上で設計・監理契約を締結し具体的な設計作業へと入ります。

設計・監理業務契約

契約後、敷地の状況を調査し、建て主さんのご希望をより具体的にラフプランにして展開して行きます。

ここで気を付けている事は、私の我(が)を建物に入れないようにすること、建て主さんのご希望を上手く引き出し「容」としてまとめるよう、日頃から一棟一棟心掛けています。

ただ、建物に対して自然条件の厳しい軽井沢では、建物の為に良くないことや建築後の建物で過ごし難くなるようなことは、積極的に建て主さんにアドバイスをし、ご理解を頂いて建物の「欠点」をなくす様に心掛けております。

何度も何度もプランのお打合せを重ねることで、敷地や建物の各々・建て方のメリット・デメリットが見えてきます。その中から適選な建築方法を探し、具体的な基本設計へ進めて行きます。

基本設計

基本設計で配置図・平面図・立面図・矩計(かなばかり)図が製作されます。

屋根の形など、より具体的に見え始める部分は、お打合せを重ねてより具体的に進めて行きます。

実施設計

基本設計がまとまった上で、実際に施工する為の図面を製作します。
木造の骨組みは、大工さんの手刻みで、日本に古来から伝わる仕口の渡りアゴを用い要所は栓を打つような仕事を得意とします。軽井沢に多い傾斜地では、基礎工事での残土を少なくし安全でコストを抑制する方法も、考えながら図面をまとめます。
また、素材は出来るだけ軽井沢近隣のものを活かせたら良いと思っています。(信州カラマツ・上州杉・浅間砂など)
それから、カビ臭くて人間の体に悪い建物では、自然豊かな軽井沢に来る意味が薄れてしまいますので、断熱対策・結露対策は十分に留意して進めます。

一棟一棟を独自に、構造上最も不利となる木造躯体を部分的に、積雪加重も加味しながらたわみのチェックを致します。また、傾斜地などで複雑な基礎となったり、土圧が強く掛かる場合は協力して下さる構造設計事務所と協議の上で安全で経済的な施工を出来るように実施図面を精査して行きます。

工費のお見積

出来上がった図面を元にし、建築業者に依頼し見積書を提出して頂きます。
依頼先は数社の場合や、信頼の置ける業者であれば一社に絞って見積依頼をする場合もあります。
数社にお見積を依頼をする場合の選定基準は、「低コスト」ではなく、仕事の内容を読めているか、適切にコストを積算しているかを、お見積上のデータから判断する事が重要です。
その作業が終われば全体予算や各所の配分を調整し、業者さんと建築工事請負契約を結びます。

また、監理・施工分離にこだわらない建て主さんは、軽井沢近隣に限らせて頂きますが、私の直営工事とすることも出来ます。この場合は、腕の良い職人さんとネットワークがございますので、安心して施工をご依頼することが出来ます。

最近の直営工事をご確認下さい。→「大原の家」・「斜面に建つ山荘」

建築確認申請

建築予算・業者さんが決まりましたなら、諸官庁に建築確認申請を提出致します。
軽井沢の場合は浄化槽の設置申請、県・町の条例も併せて申請いたします。

監理業務

建築確認申請が受理されましたなら、着工となります。
現地での配置やレベルの確認から始まり、基礎の床面の目視による地質確認や、配筋検査または必要とあればコンクリート強度検査も行います。
木造躯体は、継手・仕口、材料検査を行います。 また、たわみ量の判断材料となる材料のヤング係数を簡易測定する事もできます。
軽井沢では、結露対策となる通気層の良好な空気の動き、断熱材の充填状況も重要なチェック事項です。壁内結露を起し、カビ臭い建物にならないように十分に確認をします。
木造建物は、仕上材を張る前が重要な監理業務となります。躯体部分を十分にチェックした上でその後の仕上は、現場職人さんと協議しより良い納まりを模索し、必要であれば現場打ち合わせの上で変更して行きます。この辺りは、図面より現場最優先で思考するとより良い建物になるよう進めます。
監理で日頃から気を付けていることは、上から抑え込むような監理はしないように、職人さんの精神・モチベーション・プライドを引き出せるような方向で取り組んでいます。

竣工検査

建て主さんお立会いのもと、完成した建物の確認を致します。不具合等がありましたら建築業者に申し出て手直しをして頂きます。

お引渡し

手直しが終わりましたなら、建物が建築業者さんから建て主さんに、お引渡しとなります。

その後

建築が終わってから、セカンドステージの長いお付き合いが始まります。 建物のメンテナンスや定期点検は当然の事、薪ストーブの使い方や薪を確保する方法や、安全な薪割り作業の進め方も重要です。
お庭造りは、大きな作業部分を業者さんに頼んだとしても、出来る事は建て主さんが楽しみながら作業をなさる事をお進めします。特段のお花を選ぶより、元からその地にある野草が咲き乱れるお庭が軽井沢らしい光景です。
山の中の生活ですから、お庭や薪割り作業をして汗を流したり、適度な疲労感や空腹感に預かる事も悪くありません。
特別な軽井沢よりも、普段着の軽井沢で山の生活を楽しんで頂き、出来る事であれば白銀の静寂に包まれた世界もご堪能いただければと思います。

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