別荘の建て替えで計画されたこの建物は、別荘の敷地内に自生する、亡くなられたご主人との思い出の詰まった赤松を、新たな建物のキーとして使用する事が重要な設計のポイントとなっております。
厳冬期に新月伐採されたその材は、建物の幅いっぱいの長尺材に木採りされ、建物を貫くように梁として用いられています。
その他の材料は地松に合うように、地産材を全ての部材に使用し建てられました。
何処となく落ち着く空気を持った建物です。

建築地:軽井沢町 追分

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